わが闘争 ~それでもズル熊はズルい~
こんにちは、加藤名人万歳であります。私がズル理論を提唱して、はや10年になりますが、未だズル勢力は巨大であります。しかしながら真実は必ず勝利するのです。ともに手を携えズルと闘おうではありませんか!
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楽しく学ぼうズル理論~古典学習のすすめ(その3)~
ズル理論用語集(改訂版)

(1)ズル
  特段の工夫もなく、実力に関係なく勝ちやすい形・戦法・囲いをいう。穴熊、ズルシステムがその代表例である。将棋の一要素。

(2〉偶然
  ズルの量に比例して増大する。あるいは、ズルの現象形態であるともいわれる。偶然の分析により、ズル問題の本質に迫ることが可能である。たとえば穴熊においては、偶然勝ちになったり、偶然受かったりという場面が頻出する。「偶然的に」、「偶然性の要素」等という使用法もある。

(3〉ズル方程式
  将棋の勝敗=実力+研究+ズル+偶然。将棋の一般方程式であり、将棋を映しだす鏡である。ズル理論の骨格をなす。

(4) 偶然方程式
  偶然=ズル×a(aは定数)。換言すると、「偶然は、ズルの量に比例して増大する」となる。ズル方程式を補完する方程式である。

(5〉ズル理論
  将棋にズルという要素があると主張する理論。本来感情的な言葉にすぎなかった「ズル」を、「実力に関係なく勝ちやすい」という客観的な状態によって根拠付けた点は、画期的であった。このズルの定義とズル方程式が理論の骨格をなす。具体的には、穴熊のズルさを強調し、その禁止を主張している。

(6)ズル形
  自玉に火が付き、相手玉が穴熊であるため、どうにもならない局面をあらわす。
通常はまだまだの将棋であっても、相手玉が穴熊であるばっかりに、ズルをされ放題となってしまう。ズルをする側は、何回間違ってもよいという気楽さがあるが、ズルをされる側は、腸が煮え繰り返るほど腹が立つ。

(7)Z(ズ)
  ズル形の一つで、穴熊玉は絶対に詰まない形なので、相手玉に詰めろさえかければよい状態のこと。ゆえに、駒を何枚捨てても必死さえかければよいということになるため、きわめてズルな指し手が展開される。
Zは、一般的には「ゼット」というが、穴熊の場合にまで「ゼット」というと、ズルを隠蔽する結果となるため、適切な発音ではない。

(8)成敗形
  穴熊に対する勝ちの局面のことをいう。
ただし、相穴熊はどっちもどっちなので、この言葉を使うのは適切ではない。ただし、すでに自分の穴熊が消滅している場合はこのかぎりではない。

(9)真面目形
  銀を繰り出したり、飛車を浮いたりして、真面目に駒を進めるも、相手のズルなさばきにより、駒が立往生してしまっている状態をいう。対穴熊や対ズルシステムで、ズルをされた状態ではよくあらわれる。また、穴熊側が、穴熊であるにもかかわらず真面目に銀などを繰り出して、飛車角銀桂で真面目に攻めようとすると、バランスが悪くなり、かえってうまくいかないことが多いが、このような場合も真面目形と呼ぶことがある。普段穴熊を指さない人がたまに穴熊をすると、つい真面目形に陥ってうまくいかないことがある。

(10)真面目の消滅
  真面目形になった駒を捌き、真面目形が消滅した状態をいう。真面目が消滅すれば形勢は再び互角となる。

(11)真面目の転換(移転)
  真面目となった駒を相手に取らせることで、真面目駒を取った相手の駒を逆に真面目形にしてしまった状態を指して、「真面目が転換した」、あるいは「真面目が移転した」などという。

(12)ズルの弊害
  穴熊ばかりしていたために、穴熊以外の将棋の感覚がマヒし、矢倉戦などで苦労したり、終盤で詰みを逃したり、自玉を受けそこなったりすることをいう。このような場合に、「ズルの弊害があった」という使い方をする。いわば、穴熊の副作用であるといえよう。これを省略して、「ズル弊」あるいは単に「弊害」ともいう。

(13)穴熊病
  ① 「ズルの弊害」の同義語。
  ② 穴熊党によくいる石頭の人や、「穴熊はズルである」と言うと、ムキになって怒る人のことを、「彼は穴熊病だ」という。

(14)既得権益
  穴熊党は、穴熊という自分に有利な戦法を得て、実力以上の勝ちを収めている。ゆえに、穴熊は穴熊党の既得権益である。「穴熊はズルである」というと、穴熊党はムキになって怒ることが多いが、それは既得権益を失いたくないからである。このような穴熊党を「既得権益を守りたいんだろう」等と非難するのに使われる。

(15)ズル熊
  穴熊の別称である。「穴にこもっている熊はズルい、ズルな熊だ」ということで、「ズル熊」と呼ぶのである。したがって、同じようでも、「ズル穴」と呼ぶのは誤りである。

(16)ズル熊党
  穴熊はズルであることを認めない穴熊党のことをいう。穴熊はズルであることを認める穴熊党は、「穴熊党」と呼んで区別する。

(17)ズル(城)の消滅(崩壊)
  穴熊城が消滅した局面をいう。ズルが消滅してしまえば、そこからは対等・平等の戦いとなる。多少不利であっても、ズル城が消滅すれば、逆転のチャンスがある。穴熊党は、穴熊城を追い出されると、ミスを連発することが多いからである。

(18)ズルの利
  ① 五分五分に見えた局面であっても、最後は穴熊の遠さや堅さが生きて、穴熊が勝った場合に、「ズルの利があった」という使い方をする。
  ② 苦労してズル城を崩壊させても、そのために多大な戦力を消失したために、せめが切れっぽくなってしまうことがある。対穴熊にはつきものである。
  ③ 「穴熊にされる前に動かねば」と相手が焦って無理責めをしてきたところを咎めた場合に、「これはズルの利だった」という。
  ④ 「相手は穴熊だ」と決め打ちをしたような駒組みをされた場合に、柔軟に、穴熊をあきらめ、相手が不自然な駒組みをしたことに満足し、形勢をリードしようという考え方がある。こうした場合、「これはズルの利だね」という使い方をする。

(19)ズルいシステム
 振り飛車側が早く9四歩と突いて、居飛車側の出方をみる戦法を「藤井システム」というが、9四歩の代わりに9ニ香と上がって、相手の急戦を誘い、相手が急戦をしてくればすかさず1.5ズルで討ち取る作戦をいう。この戦法に対しては、「相手に失礼ではないか」とか「あまりにも考え方が卑しいのではないか」あるいは「急戦をあまりにも軽視している」との批判がある。この戦法の欠陥は、面と向かっては指しにくいところである。

(20)ズルセコシステム
  居飛車穴熊の一種で、9六歩と突き、9七~7五~5七と角を移動させ、7七の歩を動かさないで穴熊に囲う戦法。さすがに多少無理があるようだ。

(21)言い訳囲い
  「串カツ囲い」や「ミレニアム」は、その紛らわしい名前にもかかわらず、穴熊とは玉の位置が違うにすぎない。これらの囲いは、「穴熊でない」という言い訳がましさが感じられるために、「言い訳囲い」と呼ぶ。世間一般の呼称は、ズルを隠蔽するものとなっている。

(22)ズルシステム
  通常は、棒銀に対する振り飛車側の「4二金・5三(6二)角・3二飛・4三銀」の形を総称していう。この形に組むだけで、棒銀が捌けない。最広義では、半ズルも含めて「ズルシステム」と呼ぶ。

(23)ズルの2乗システム
  通常のズルシステムは、5二の金を4二に寄って完成するが、金を4一に待機させておいて、一手得をするズルシステムをとくにこう呼ぶ。

(24)ズルの3乗システム
  最初から三間飛車に振り、棒銀を待ち構え、さらにズルの2乗システムをする。ズルの2乗システムよりもさらに一手得となる。しかし、これが実戦で実現することはまずないので、いわば理想上のシステム、夢のシステムといえよう。

(25)半ズル
  ズルシステムの角の動きを省略したズルシステムの省略型。「半分ズルい」という意味。ズルシステムに組めない場合の応急処置として、あるいは、斜め棒銀対策として用いられる。本ズルよりズルくないのかというと必ずしもそうではなく、これが穴熊と結びついたとたんに無類のズルさが発揮される。

(26)本ズル
  ズルシステムを半ズルと区別して言う場合に用いられる。

(27)1.5ズル
  振り飛車穴熊と半ズルをミックスした形をいう。すなわち、穴熊(1ズル)+半ズル=1.5ズルという意味である。この世で最もズルな戦法である。

(28)変ズル
  変化した半ズルのこと。半ズルに相手が手を焼いている隙に、5三金~7五歩~7二飛~6四金という具合に半ズルは発展していくのだが、こうした半ズルの発展形のことを「変ズル」と呼ぶ。ここに変幻自在な半ズルの特色をみることができよう。

(29)完ズル
  半ズルで、1四歩が突いてある形のことをいう。 この形に組めば、相手が棒銀できても、銀が一切捌けない。「完璧なズル」である。
 なお、ズルシステムで4六歩を突いていない形はいつでも4六角と出る手が生じ、極めてズルであるため、これも併せて「完ズル」と呼ぶ。

(30)半ズルの法則
  半ズルのズルさ=L(玉と飛車との距離)×b(bは定数)。「半ズルのズルさは玉と飛車の距離に比例して増大する」という法則のこと。半ズルは、穴熊とミックスしたときに最大限のズルさを発揮する。しかし、玉が飛車に近付けば近付くほどその効果は薄くなる。半ズルは、せめて美濃囲いまで囲わないとすべきではない。

(「初めてのズル理論」 一二三書店 巻末付録 2002年)
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