わが闘争 ~それでもズル熊はズルい~
こんにちは、加藤名人万歳であります。私がズル理論を提唱して、はや10年になりますが、未だズル勢力は巨大であります。しかしながら真実は必ず勝利するのです。ともに手を携えズルと闘おうではありませんか!
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楽しく学ぼうズル理論~古典学習のすすめ(その2)~
ズル理論ノート

Ⅰ ズルとは、特段の工夫もなく、実力に関係なく勝ちやすい、形・戦法・囲いをいう。
たとえば、穴熊=ズル熊はその代表例である。

Ⅱ 「将棋の勝敗=実力+研究+ズル+偶然」。この方程式をズル方程式と呼び、この方程式は将棋の一般方程式である。すなわち将棋の勝敗は、実力のみではなく、諸要素の総和によって決定する。この知識を駆使すれば、弱者も強者に勝てる!
お試しあれ!

Ⅲ ズルシステムの分類

ズルシステム(広義)・・・・ズルシステム(本ズル)・・・・・・ズルシステム(最狭義)
              ・                 ・・・・・ズルの2乗システム
              ・                ・・・・・ズルの3乗システム
               ・     発展
              ・・・半ズル→→変ズル

            *穴熊+半ズル=1.5ズル

*便宜上、先手は居飛車、後手は振り飛車に統一して話を進める。

(1)ズルシステム(本ズル)とは、対棒銀の振り飛車側の構えで、3二飛・5三(6二)角・4二金の形を総称したものである。普通は、四間飛車側が、4二の飛車を3二へ、5二の金を4二に寄ることによって完成するが、この最も平凡なズルシステムが、ズルシステム(最狭義)である。

(2)四間飛車側が、最初から金を4一に待機させておいて、35歩の仕掛けを待って、4二金と上がる場合がある(例:平成11,12年のA級順位戦、加藤-中原)。すなわち、通常のズルシステムより一手得しようというのである。この場合のズルシステムを、「ズルの上塗りをした」ということで、とくにズルの2乗システムという。

(3)最初から三間飛車にして棒銀を待ち構えたうえ、さらに金を4一に待機させてズルシステムを完成させた場合は、ズルをさらに重ねたことになるので、これをズルの3乗システムという。しかし、この形に対して相手が棒銀にしてくるのはまれなので、プロの実戦例はない。いわば、ズルシステムの理念型といえよう。

(4〉このズルシステムが出現したことで、棒銀は激減した。なぜならば、この形に組むだけで、棒銀が一切さばけなくなったからである。加藤名人でさえも、おおいに苦戦していたが、平成11年の対中原戦で、このズルシステムに対して端攻めに出るという新手法を編み出している。しかし、依然として、この形に組まれるだけで実力に関孫なく勝ちにくいということに変わりがないとみられている。加藤名人以外の棋士は、かりに棒銀をするにしても、このズルシステムに組まれないように、細心の注意で駒組みをすすめる。

(5)半ズルとは、居飛車側の棒銀または4六銀戦法に対する3二飛・3三角・4二金というズルシステムの省略型をいう。ズルシステムが自玉が美濃囲い・相手が棒銀の場合に限定されるのに対し、この半ズルは、自玉が穴熊でも使えるし、むしろ穴熊の方がそのズルさをより発揮でき、しかも相手は棒銀でも4六銀戦法でもよい、という柔軟性を有している。この形に組まれるだけで、居飛車側は亜急戦を強要される。

(6〉半ズルは、「ズルシステムより手数がかからないから、ズルシステムほどズルくないのではないか」と考えがちであるが、さにあらず。たしかに半ズルは、美濃囲いであれば、相手を亜急戦に誘導するにすぎないのだから、一局の将棋であり、それほどズルくないといえる。ところが、この半ズルが、穴熊と結びついたとたん、無類のズルさを発揮するのである。

(7〉半ズルと穴熊が結びついた場合を、とくに1、5ズルという。
 すなわち、「穴熊(1ズル)十半ズル=1、5ズル」となる。

① 相手が棒銀の場合、1四歩を突いていなければ、2四歩、同歩、1五銀というせめがある。これでも振り飛車が勝ちやすいことには変わりがないが、4二金と上がる前に、1四歩を突いていたほうが無難である。この1四歩をついた形の1、5ズルに組まれると、棒銀は一切捌けない。ゆえに端歩つきの1、5ズルのことを「完璧なズル」ということで、とくに完ズルと呼ぶ。

② 相手が4六銀戦法の場合は、さらに威力を発揮する。それこそ亜急戦にするしかないのである。

③ 相手がこの半ズルに手をこまねいているうちに、振り飛車側は、まず穴熊を完成させる。ついで、4二の金を、5三~6四へ繰り出し、7五歩~7二飛としさえすれば、振り飛車必勝となる(変ズル)。たったのこれだけで、穴熊必勝となるのだから、この1、5ズルは、最強のズルということができよう。

(「ズル理論研究」 2001年5月号)
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