わが闘争 ~それでもズル熊はズルい~
こんにちは、加藤名人万歳であります。私がズル理論を提唱して、はや10年になりますが、未だズル勢力は巨大であります。しかしながら真実は必ず勝利するのです。ともに手を携えズルと闘おうではありませんか!
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ある将棋教室にて
 わたくしは先日、同志が経営する将棋教室を訪問いたしました。これは同志からの手紙がきっかけでありました。「美濃囲いや矢倉、穴熊を教えたのですが、子どもたちは穴熊にしか興味を示してくれません。困ったものです。何とかしたいので加藤名人万歳先生のお力添えをいただきたい」等々、悩みが切々と書かれており、放っておけないと思ったのであります。ズル熊の害悪は、もはや将棋教室の指導者の頭をも悩ませる深刻な事態になっているのではないかと思ったのであります。

 わたくしはまず、子どもたち同士で対局をするよう指示しました。すると子どもたちは「どうせ同じ形になるからつまんない」とつぶやきました。わたくしは「どういうことであろうか」と不思議に思った次第でありますが、対局が始まるとその意味がすぐに判明いたしました。子どもたちはスラスラと、三間飛車からズル熊へと先後同型に進めたのであります。初心者であるのにどうしてこのようなことになったのかと思い、「穴熊が好きなのかい?いろんな戦法をやったほうが楽しいと思うよ」と言いました。すると子どもは「というか、穴熊しか知らないんだもん」と言います。わたくしはこれを聞いて、ハッと致しました。謎が解けたのであります。

 子どもたちは我々が考えている以上に敏感であり、大人の影響を大きく受けるものであります。我々が様々な戦法を教えたつもりであっても、教える側がズル熊への強い意識を持っているならば、いつのまにかこれが子どもたちに伝わってしまうものなのであります。すなわち、子どもたちはわたくしたちを映す鏡のような存在なのであります。ズル熊撲滅の闘いは、わたくしたちの心に潜むズルな心との闘いでもあるのです。

 最近はよく、学校などでの子どもたちのいじめが問題になっております。しかし考えてみると、これは大人社会そのものなのであります。現代ズル社会においては、何と陰湿ないじめが横行していることか。わたくしたちにとっては、もはや労働は苦役となっております。子どもたちにとっても、勉強は苦役となっております。世直しが必要であります。

 これらの諸問題を解決する道はただ一つ。ズル熊の全面的即時禁止であります。

 我らが偉大なる指導者=加藤一二三棋聖万歳!!!
 我らが親愛なる指導者=加藤一二三棋聖万歳!!!
 我らが輝ける希望の星=加藤一二三棋聖万歳!!!
 革命未だならず。同志奮起せよ!!!!!!!!!
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報道関係者の猛省を求む
 国母選手が8位入賞となりました。一時はメダル獲得が期待されていただけに残念なことではありました。大騒ぎされたことが心理面にも少なからず影響を与えたに違いありません。そのような中での国母選手の健闘をわたくしはねぎらいたいと存じます。国母選手がメダルを取っていれば、おもしろいことになるのではないかと期待していただけに、残念でありました。
 
 ところでわたくしが問題にしたいのはそのようなことではございません。今回のマスコミ報道の在り方であります。また、これに扇動された大衆がオリンピック委員会等に電話やメールを殺到させるなど、日本中が異様な空気に包まれてしまったことであります。たかだか服装程度のことで大騒ぎし、本人やご家族に大変な圧力をかけた今回の騒動により、ズル勢力の手先=マスコミ権力の強大さ、恐ろしさを再認識させられたところであります。さらに見苦しいのは、国母選手のメダル獲得の可能性が出てくるやいなや、「意外な素顔」などと題して本人の生い立ちにまで踏み込んだ報道を行い、一斉に方向転換を試みたことであります。弱い者は叩き、成功者には媚びるマスコミの姑息な態度があらわになったのであります。こんな有害な役割しか果たせないマスコミは、もはや禁止しかございません。

 今回の問題をふまえ、わたくしは報道関係者の猛省を求めるとともに、2つの提案をいたします。
 一つは、国母選手と朝青龍との対談を放送してはいかがでありましょうか。聞き手は我らが偉大なる指導者=加藤一二三棋聖とするのがよいでしょう。高視聴率は確実であります。
 二つは、野球選手がガムをペチャクチャかんだり、ペッと地面に吐き捨てたりする下品な行為をやめさせることであります。国母選手の服装などより、こちらの方がよっぽど問題があります。これを機会に、スポーツ選手のマナーについても考えてみるべきであります。

 我らが偉大なる指導者=加藤一二三棋聖万歳!!!!!
 我らが親愛なる指導者=加藤一二三棋聖万歳!!!!!
 我らが輝ける希望の星=加藤一二三棋聖万歳!!!!!
 革命未だならず。同志奮起せよ!!!!!!!!!!!
平和の祭典をズルの祭典にするな!
 バンクーバーオリンピックが始まりました。世間では日本人のメダルのことばかり気にして大騒ぎをしておりますが、その背後にはズル勢力の陰湿かつ巧妙な策動があることを厳しく指摘しなければなりません。その一つがスノーボードの国母選手に対するマスコミらの不当な攻撃であります。

 たしかに国母選手の服装や言葉遣いについてはわたくしも大変不快に思うものであります。しかし冷静に考えてみてください。結局のところ、他人に迷惑をかけたわけでもなく、単に不快感を与えたというその程度のことに過ぎないであります。

 まずは、国母選手が何故にあのように変な格好をしたのかを考えてみるべきであります。当人はあれが格好いいと思っていたのかもしれませんし、何か悩みでもあったかもしれないのであります。それに耳を傾けつつ、「あれは格好悪いよ」とでもアドバイスしてあげれば良かったのであります。そんなこともなく、いきなり「強制送還」だの「出場辞退」だのという反応は異様であると言わざるをえません。

 国母選手の服装や態度が良くないというのは多くの大衆の声でありましょうが、それはあくまでも多数意見に過ぎません。国母選手はオリンピックに向けて一生懸命練習してきたに違いありません。暇をもてあました大衆が少しばかり不快感を覚えたという理由だけで、これまでの努力のすべてを否定し、出場させないというのはあまりにも理不尽であります。結果的には橋本氏の采配でどうにか開会式の欠席に止めましたが、一人の若者に一斉に集中攻撃を浴びせたこの間の騒動からは、我が国の現状に大きな危惧を抱かざるを得ない不気味なものを感じました。ガリレオ=ガリレイの例を引くまでもなく、多数意見による少数意見の迫害が人類の歴史に大きな影を落としてきたことを、我々は断じて忘れるべきではございません。

 この問題については、漫画家のズルみつる氏の「本国に召還すべきだ」などという過激なコメントが新聞紙に掲載されておりました。ズル氏は、テレビ局のスタジオで帽子をかぶって朝青龍の「品格」を論じるなど、文字どおりズルに満ちた矛盾した言動を繰り返しておりました。室内で帽子をかぶるなどもってのほかであります。まさに「人の振り見て我が振り直せ」であります。

 わたくしは朝青龍問題の際にも繰り返し警鐘を鳴らしてきたところでありますが、これらの攻撃は、社会的に注目度の高い大相撲やオリンピックを利用し、「組織や多数派の意向に逆らえばどんなひどい目にあっても仕方がない」という雰囲気を社会全体に広げ、ズル勢力の支配をより強化することをねらったものなのであります。ズル氏が「制服の乱れを先生は注意しない」などと、社会的に弱い立場にある子どもたちや、ズル勢力が敵視する教育関係者を攻撃していることがその何よりの証拠であり、事の本質を示しております。まさしくズル勢力の手先=マスコミと御用漫画家がその正体を現したというわけであります。

 マスコミは常に事の一面のみをとらえたデタラメな報道を繰り返し、善良なる民を攻撃し、欺いてきたのであり、今後もそうあり続けるでありましょう。もはやマスコミは有害無益な役割しか果たし得ないのであります。だからわたくしは、マスコミは禁止すべきだと申し上げたのであります。我々はズル勢力の手先=マスコミや御用評論家らの言動を厳しく監視するとともに、彼らの扇動に断じて惑わされてはならないのであります。

 こうなったら国母選手にはぜひとも金メダルを取っていただきたいものであります。その時のマスコミの反応が見物であります。わたくし加藤棋聖万歳は心より国母選手の健闘を期待するものであります。がんばれ国母!!!

 いまや、オリンピックという「平和の祭典」は「ズルの祭典」へと変質しようとしているのであります。我々はこの危機的で重大な事態に際し、我らが偉大なる指導者=加藤一二三棋聖の指導の下に固く結集し、ズル勢力のあらゆる策動を阻止しなければならないのであります。

 こんなことになったのもすべてズル熊のせいであります。ズル熊は断固撲滅せねばなりません!

 我らが偉大なる指導者=加藤一二三棋聖万歳!!!
 我らが親愛なる指導者=加藤一二三棋聖万歳!!!
 我らが輝ける希望の星=加藤一二三棋聖万歳!!!
 革命未だならず。同志奮起せよ!!!!!!!!!
今こそ反ズル闘争に総力を結集しよう!
 朝青龍が「品格」などという言いがかりをつけられ、不当にも引退を強いられました。我々はこの非常事態に際し、あらためてズルとの闘いに心新たにしなければならないのであります。相撲界にはあのように「品格」が厳しく求められるのであります。他方、将棋界はどうでありましょうか。多くのトップ棋士がズル熊を用いるのは品格を欠いていると言わざるをえないではありませんか。我々は今こそズル熊党の品格を問い、ズル熊党の総退陣を要求し、断固闘い抜かなければならないのであります。

 わたくしはここにあらためて、すべての善良なる将棋ファン、そして賢明なる読者の皆さんに対し、ズル熊撲滅運動に結集されんことを切に訴えるものであります。また、それぞれの専門分野等々において、「ズルとは何か」「品格とは何か」をあらためて問い直し、それぞれの立場で我らが偉大なる指導者=加藤一二三棋聖の導きの下に固く団結し、反ズル闘争に総結集されんことを切に願うものであります。それが、朝青龍の引退を阻止できなかった我々日本人のせめてもの罪滅ぼしであると信じるからであります。

 我らが偉大なる指導者=加藤一二三棋聖万歳!!!
 我らが親愛なる指導者=加藤一二三棋聖万歳!!!
 我らが輝ける希望の星=加藤一二三棋聖万歳!!!
 革命未だならず。同志奮起せよ!!!!!!!!!
朝青龍強制引退に対し満身の怒りを以て激烈に抗議する!
 朝青龍がついに引退に追い込まれました。わたくしは朝青龍に対するこの不当な迫害に対し、満身の怒りを込めて激烈に抗議するものであります。酒の上での失敗を理由に職を失わなければならないとは、何と狭量なことでありましょうか。こんなものが日本の伝統文化だとでもいうのでありましょうか。さらにこのことは、何も朝青龍や相撲界だけの問題ではありません。多くの人民にとって職を失うということは、明日からの生活の糧を失い、路頭に迷うということを意味するのであります。職を失うということはかくも重大なることであり、仕事を辞めさせるということは時に生命にも関わりかねないきわめて重大な行為なのであり、簡単に行うべきことではないのであります。今日の我が国ではこのことがあまりにも軽視されているのではありますまいか。ささいなことで簡単に仕事を辞めさせる風潮が強まっております。まことにゆゆしき事態であります。

 朝青龍への攻撃は、「組織の意向に反すれば首になって当然」ということを我が国の人民に植え付けるための露骨な思想攻撃であると言っても過言ではございません。朝青龍の引退が、ちょうど春闘の時期と重なったことは決して偶然ではありますまい。こうしたズル攻撃により、世論調査では朝青龍の強制引退を当然だとする意見が八割を超えたと聞きます。朝青龍の土俵入りの際に観客が「モンゴルに帰れ!」と叫ぶ場面がテレビで流されました。全く見苦しく、情けないことであります。朝青龍が追いつめられて引退を選択したことに対し、漫画家のズル氏は「打算が働いた」などとさらに追い討ちをかけておりました。あまりにも人情を欠いた発言であり、まさしく「下種の勘繰り」であると言わざるをえません。

 品位のかけらもないマスコミや評論家たちと彼らに煽られた大衆が、品格、品格としつこく朝青龍を攻撃し、迫害する様は、ファッショ的で恐ろしいことと言っても過言ではありません。果たして彼らにそんなことを言う資格があるでしょうか。答えは否であることは明々白々であります。我が国はいつのまにか、きわめて心の狭い国になってしまったようであります。本当に残念なことであり、我が国とモンゴル国との親善にも著しい悪影響を及ぼさざるを得ないでありましょう。

 一方、相撲協会理事選で、貴乃花親方が様々な妨害を乗り越えて当選したことは、大変喜ばしいことでありました。しかし、わたくしはこの問題について「相撲協会は一般社会の常識とかけ離れている」などとわめき散らすマスコミやズル評論家には、全く同意できません。そもそも、「一般社会」にどれほどの「常識」があるかについても考えてみるべきであります。人権侵害のデパート=マスコミなどに「常識」など語って欲しくないものであります。一般社会には会社社長や学校の校長等々、様々な組織の役職がありますが、そもそも役員を選挙で選んでいる組織が日本全国にどの程度存在するでありましょうか。選挙で選んでいるというだけでも、相撲協会はまだマシであるとさえ言えるのではありますまいか。公正な選挙をやっているところはさらに限られることでありましょう。そもそも、国会議員選挙でさえ、ズル選挙区制の下で、全く不公正で八百長みたいな選挙をやっているではありませんか。このように、相撲協会の非常識は、実を言うとまさしく彼らズル勢力の言う「国技」にふさわしく、日本社会の縮図なのであります。したり顔でこれを非難するマスコミや評論家は、天に唾しているも同然であります。

 このように検討を進めますと、彼らズル勢力の言う「伝統」「品格」なるものの正体が見えてきます。すなわち、ズル勢力の既得権益を守るための「伝統」であり「品格」であり「国技」なのであります。このような狭量な「伝統」と「品格」などというイデオロギーを以て被ズル勢力の反抗を抑圧することで、ズル勢力は自らの支配をより強固なものとし、既得権益を守ろうとしているのであります。これを機会に、一般社会にどの程度の品格や常識があるのかを我々は考えてみる必要があります。特にしたり顔で朝青龍を非難する「評論家」諸君は、この機会に自らのこれまでの言動の品格や常識についても反省してみてはいかがでありましょうか。

 貴乃花親方は朝青龍問題について、「まずは事実関係の解明。これを踏み外してはならない」といった趣旨のことを言っておりました。この点についてはわたくしも同感であります。ところが、朝青龍引退会見後はまったく口を閉ざしてしまいました。理事会でそのことをきちんと主張したのでありましょうか。結局、事実関係がさっぱり分からないまま、朝青龍は引退に追い込まれてしまったのであります。到底納得のいくものではなく、失望の極みであります。

 我が国がこんな心の狭い国家になってしまったのはなぜであるか。すべてズル熊が悪いのであります。あんな狭っ苦しいケチな囲いが蔓延したせいで、日本社会全体が狭量な社会になってしまったのであります。

 もはや一刻の猶予もございません。日本将棋連盟は、直ちにズル熊の全面的即時禁止を決断すべきであります。

 我らが偉大なる指導者=加藤一二三棋聖万歳!!!
 我らが親愛なる指導者=加藤一二三棋聖万歳!!!
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